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2017年7月18日 青森県オオクワガタ飛来!!
18日夜、No.7から連絡がありました。
内容はオオクワガタ♂が飛来したという事!!!

この前の日も彼は採集に訪れておきながらクワガタが皆無で、その翌日の出来事でした。青森県内では今シーズンまだオオクワガタの報告が無いようだったのでこれが報告上では県内初飛来個体と言っていいかもしれませんね。
~初めてこのブログに来られた方へ~
当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。
『ネット検索して特定の種類の情報を収集するためだけにここへ来られた方』や
『既にここのブログで多数の記事を読んで下さっている方』、『ブログを通して交流のある方』
上記以外での初めてこのブログに来られた方には、
もちろん無理には勧めませんが出来れば第1回目の記事をまず読み流して頂ければと思います。
どんな方向に向かっていてどんなスタンスでやっているのか分かると思います。
すみませんねぇ、なんか押しつけがましい性格みたいです・・・
前の5件 | -

ハイワットクラス・ライトトラップ入門 [日昆 諸記]

2009 07 04_0048.JPG
2009年7月 十和田市

このブログ・『日昆会長 諸記』で採集記を書き始めてから8年が経ちました。

その中で、「灯火採集」は初年度から毎年書き続けてきた採集法ですが、
最初の頃は自転車をこいで行ったり大人に車で連れて行ってもらって外灯回りだけしていただけだったのが、
次第に自分で免許を取って運転して行くようになり、
借り物の機材で照明を焚いてライトトラップしたり
HIDハンディライトを購入してライトトラップしたり
ライトFITも作成したり(←ブログには書いてないけど)
採集方法や手段を毎年のように発展させては、苦しくも楽しい昆虫採集を楽しんできました。

青森県と云う本州最北の土地では、南東北以南と比べて「樹液採集」の効率が悪く、山も深いし木も樹液を出さないしそもそもいい木が無いしで、
灯火採集に傾倒した方が効率良く採集できると認知されています。

そうなると、必然的に「灯火採集」がメジャーとなり手法や手段、技術その他諸々の事柄が研究され煮詰められてきます。
他よりも早く・より多く・より大きく、より良い成果を求めて多くの採集者が思考をめぐらせ情報を入手し採集に行っています。
今年も早や6月、採集を行う人はシーズンにそろそろ突入する頃なので山が気になって仕方がないはずです。うんうんそうでしょうそうでしょう(笑)
既にライトトラップでオオクワが飛んできたと云う報告もあり、今年もついに始まってしまったか・・・と期待と焦燥感で自分もどこかへ飛んでいきたい気分です。

夏の昆虫採集シーズンがやってくるのは毎年毎年同じことではあるんですが、
この数年の間に山では異変が起こっています。
その異変というのは、自分を含む灯火採集者としてはそれはそれは恐ろしい事です。




灯のLED化 & ライトトラップ開始
クワガタを探して外灯の近くまで行くと、目が痛い・・・!!
明かりが突き刺すような光に替わっていて、虫はいない。
山の異変、それは昆虫が集まる蛍光灯や、特に水銀灯が無くなり、その代わりにLEDが点いている場所が増えてきた事です。

だんだんと「外灯回り」での昆虫採集が難しくなってきました。
光源の寿命が他の光源より格段に長く、さらに消費電力も少なく済むLEDの方がお金やメンテナンスの点で優れているので、
これが時代の流れか・・・と諦めざるを得ません。
(目に痛いのは納得いかないけど・・・)



その点もあるのかないのか、
近年は自前で機材を用意し灯火採集をする「ライトトラップ」採集者が増えてきました。
ブラックライト蛍光灯や水銀灯を使いカーテンに虫を集めるライトトラップはひと昔・・・ふた昔前からありましたが、クワガタを主な採集目的として各種HIDランプを組み込んだ投光器で山を直接照らすやり方は2000年ごろから急激に(?)普及し、今ではインターネットで探せば画像も様々見つかるまでにメジャーな方法になっています。

「外灯採集」は見回りに来た人の早い者勝ちで競争率も高く、飛来に適した場所でなおかつ来た虫を発見しやすい外灯となると場所は意外と限られ、おまけに近年の消灯推進やLED化も加わると、ライトトラップに移行する人が多いのも納得がいきます。



いよいよこの先、「ライトトラップ」がクワガタ採集の手段として比重が高まり発展していく分野なのか・・・と半分他人事のように考えていました。

元々生き虫飼育にお金を使いまくって万年金欠の自分には、発電機やら何やらと高額な道具をいくつも揃えなきゃ採集が出来ない「ライトトラップ」は、
やりたくても出来ない、加えて、採集がインスタントすぎる(明かりを付けてほとんど待ってるだけのような採集法)のはちょっと採集のワクワク感に欠けるような感じがして気が進まない鬼門の採集法と言える分野でした。



そのライトトラップに足を踏み入れたのが、2年前の2015年でした。

手ごろな価格のHIDハンディライトが昆虫採集に使えると教えてもらい、当時の苦しい苦しい小遣いでも買うことが出来たあの時は、気が進まないだとかお高く留まっていた自分も必死になってあちこち行きましたよ。

 【2年前の2015年】
   ⇒ 2015-6-27 『日昆 初ライトトラップ採集 ~1週目総括~』


そしてその翌年に目の当たりにした、昆虫採集を超えた(?)ライトトラップ

 【昆虫採集を超えた(?)ライトトラップ】
   ⇒ 2016-7-8 『ライトトラップのオオクワ採集、その夜・・・』

この夜の出来事に感動し、ライトトラップの可能性と云うものを色々と考えさせられるようになりました。



さて、その裏でほぼ同時期、
現行のライトトラップの将来を左右する『ある話』 が一部で話題になっていました。




銀灯の製造終了の足音




“水銀による環境の汚染の防止に関する法律”
の制定。




2013年10月に採択され今年2017年8月16日に発行される「水銀に関する水俣条約」に先んじて、2015年6月に制定された「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」の施行令・省令・政令等の公布により、水銀を使用する一部の製品の製造・輸出入が規制されることになり、その中で水銀灯が2020年内で製造が終了してしまう事が決定されました。

照明の中では特に紫外線量が多く昆虫採集に多用されてきた高圧水銀ランプがその規制項目に該当するとあって、HIDランプを生産している国内のメーカーが次々に生産終了を発表しはじめたのです。


そんな水銀灯終了の話が加速していく中、
情報を見聞きした一部の昆虫愛好家達の間で厄介な病気が発症していたのを皆さんはご存知でしたでしょうか・・・





【マーキュリー パニック シンドローム(Mercury Panic Syndrome)




マーキュリーパニックシンドローム
《 症状 》
水銀灯の製造終了に関する事を聞いたり考えたりすると、焦燥感や不安感に囚われるようになり、慢性的に頭がぼーっとなったり集中力が低下する。夜眠れなくなったり身体がふらつき、重症化すると、突発的に過呼吸、嘔気が起こる場合もある。
これらの症状は、主に水銀ランプやライトトラップ機材を所持しない10代~40代の男性にごく稀に起こる。




今自分で作ったテキトーな病名ですが、ファーブルハウスの鈴木さんがお店のホームページで当時この水銀灯生産終了の話を書いたところ問い合わせが複数あったようですし、他のブログなどでも駆け込み需要があったと見られる内容は散見出来たので、患者は実際に居たとも言えるのかもしれません・・・

鈴木さんからも、「水銀灯だけでも押さえておけば~?」と一昨年から誘惑され続けましたが、
ライトトラップと言ってもこっち側のタイプは自分の採集形態とは違うという事でこの一連の件については自分はノータッチの方向です。

どちらかというと、
大光量のライトトラップによる盛大な昆虫採集の画と大量の虫が欲しいのではなく、小さなライトだろうと辺鄙で奥深い場所の誰も採らない・採ってないようなラベルの虫が欲しいので、車では行けない場所まで持って行けるHIDハンディライトの方がその目的に合ってると思うワケです。





















































買ってやったぜ
チクショォ!!!!!




















ライトトラップ機材.jpg
くり返す、
買ってやったぜ
チクショォ!!!!!




・・・思い切りました・・・一線を越えてしまいました。
自分の信念を切り倒したような気分です。

時間とお金を費やし今年の半分をこれで潰しました。




入までの流れ
ハイワットのライト機材を入手して浮かれてるのがお分かり頂けたかと思いますが、
ここまでサクッと辿り着いたワケではありません。
※ちなみに、この記事で云う『ハイワットクラス』とは、バッテリー内臓のHIDハンディライト(100W未満)より出力が大きな物で、発電機を使って点灯するタイプのものを表します。




まず、必要なものなのかどうかそこから考えました。

今まで使っているHIDハンディライトは、長所はあれど短所もあり、その最たる点が光量の弱さです。
100W以下の出力でも十分クワガタは採れるのは事実ですが、地形によってはこれ以上の出力が無いと虫が呼べない・もしくは満足な効果が得られない場所が意外と多い事。
あんまり変な所まで行きすぎてHIDハンディライトでは出力不足だけど大型のライト機材だと持って行けないような八方ふさがりの場所もあるにはあるのですが、それは抜きにして
生産終了となろうとしていて周辺機器も無くなってきている中、手遅れになって後々になり肉体的・精神的・そして成果も苦しくなってしまうよりはその場所に合った道具の選択肢を持っていた方が、持っていないよりは絶対にいいと思ったワケです。
何より、今やりたい場所には大きいライトの方が絶対役に立つと分かっているワケですから。

そして、これも特に重要だと思ったんですが、コクワの採集もこっちの方が捗ります。
人の多い平地の採集には向きませんが、植生がクワガタ向きではなく樹相が悪いような市町村での採集は、広い範囲から虫を集めなければコクワが混じってこないので、樹液採集とHIDハンディだけで40市町村はいつ集まるか分かりません(焦)
植林・針葉樹林・二次林ばかりの地域も多いので、そういう場所にも応じられるように準備してもいいだろうと。


それに、記事の前半でやたらと
「俺はHIDハンディライトの方が合ってる」とか固持してた風に書いた割りには、
以前からNo.2No.6と採集行くと年に1回くらいは
「俺らも発電機でライト焚いてみたいよなァ」とかぼやいたりもしていました。
東北のクワガタ屋として心の奥底では、ガソリンで光を点けたいと思っていたワケです。



という事で必要だという事は去年あたりで確信してしまったのですが、
この時点でもハイワットクラスへ踏み切る意思をまだ固められませんでした。

これも大きな2つの理由がありました。

一つは、何を隠そう金銭面の問題
採集方法としては圧倒的に初期投資費用が高いジャンルです。
「=お金持ちがやる採集」とも言えるほどに一つ一つの道具がお値が高い。
そもそもこれが出来ないからHIDハンディライトを買ったワケですもん、買った当時はこのハンディだけでも清水の舞台から飛び降りる覚悟をしましたもん。

そしてもう一つは、ライトや電気関係の知識面の問題
恥ずかしい話、工業系の勉強をあまりしてきていないので電気系の知識がほとんど無い。
それだけに、物々しい発電機やら電線やらHIDランプやらを扱うライトトラップには怖くて正直手で触れるのも気が進まないと云う部分もありました。
虫が光に対して向かってくるメカニズムなどを分かっていても、道具の方にどういった特徴があってそれぞれに何が違うのか、知識も無いまま単純ではない(個人的にそう思う)機械を扱うのには抵抗があったのです。
このハイワットクラスのライトトラップは、色々な道具・使い方の違いやそれぞれの特性を研究するからこそ深みが増す採集方法とも言えます。
それなのに、「この虫がたくさん採れたんだけどどうしてこんなに来たのか分からない」とか「これとこれの道具の違いがよく判らない」まま漠然とライトトラップをするのは、ただ散財しているのと同じじゃないかと思うワケです(※あくまで個人的な解釈です)
これらの違いを、知識も持たない自分が僅かにでも見分け分析できる自信がないのです。



長らく避け続けたこの問題、それぞれ解決の足掛かりになるものがあった事で
自分も本格的に導入を考え出しました。


まず金銭面。
そもそもの話、あれだけの大荷物を短期間に全部揃えようとか考えるから不可能な話なのであって、地道に少しずつ道具を揃えていけばいつかは全部揃うのです、単純な話です。
その身近な例として見たのが、No.7でした。彼はシーズンの何ヶ月も前から毎月一つずつ必要資材を揃えていき、やがて完成したその機材の初点灯回でオオクワの♂を採集するまでに至っています。
とは言え自分にあんな忍耐があるのか自分が疑わしい・・・わりとせっかちで短気だからな(笑)

そして知識面。
ライトトラップ機材自体自分が思っているほど皆さん内容を秘密にしないみたいで、けっこうあっけらかんとブログに「こんなの使ってます」「これを仕入れました」という内容だったり現物の近写を載せていたりして、無知な自分にはこれだけでも非常に参考になるワケです。
そもそも自分が知りたいのはその道具の採集に使った効果とかではなく、単純に道具の適正な組み付け方や配線モデルです。昆虫外の知識です。少ないながらも配線の説明をするブログもあったりして、どんな風に結線してどこに繋げるのか、調べるヒントになりました。他の人の機材も見る機会もあったので、それも参考になったと思います。
ただ気の小さい事に、使ったことのない部品やらを上手く取り扱えるのか・・・そもそもここまでの内容はベラベラ書いていいもんなのか?





買ってしまおうかどうしようか、しかもメーカーの取り扱いも減り続けている。
早い決断を迫られる・・・・・・

こういう時、
心の中では天使悪魔が戦うんですよね。




心の中の悪魔 「(・・・買ってしまえよ・・・!!!)



心の中の天使 「(・・・買ってしまえよ・・・!!!)



なかよく勧めてきました。






機材の導入に着手したのは今年に入った直後。
冬場の間、じっくり調べ考える時間が持てた事で覚悟を決め、手に入らなくなってしまうであろう物からまず押さえていくと云う鈴木さんのアドバイス通りの流れで始めました。

ライトトラップ用の道具と云うのは、一部の専門店で一式セットにしたものを売っているのを以前から見る事はありました。さらに駆け込み需要があるからなのか、この1~2年の間に個人もしくは個人店で配線済みのセットを売ったり特注品の制作を請け負ったりしているのを見かけることが増えてきました。
何も知識が無い自分のような者の場合、こういう所から買ってしまった方が圧倒的に楽で早いのでしょうが、それではイカンのです、他人が作ったものを使うなんてインスタント過ぎるじゃないですか。自分で納得して使うからこそ道具の(以下割愛)
それに、完成品を買うと材料費だけじゃなく製作費がかかって高くついてしまうのも大変苦しい・・・。選択肢として、自主制作を選ばざるを得ないワケですな。


資材を買うにも知識が無いと選ぶことも出来ないし、全部調べてから揃え始めるのだと時期が時期だけに一部の道具が手に入らなくなってしまう危険があるので同時進行するしかありません。

買うべき物の優先順位を大雑把につけながら、それに則して調べました。
CA3I0452.JPG
商品リスト、各種メーカーの製品説明、パンフレット、分光分布図、配光図・・・
金属の特性、光の波長の種類、ガラスの性質、樹脂の特性・・・
調べ続けていても、一度調べて分かったと思い込んでいた事でも後になってまた見返してみると実は間違っていたりという事もあり、やはり素人が一から始めるとそう簡単に答えは見つかりません。
宣伝なのか何なのか、使用者の方が品番や商品名を公表されたりもしていますが、これから参入する自分のような者はこれを鵜呑みにするのは良くありません。調べていくと、盲点だった部分やどこで聞いたことも無いような一般の採集知識以上の事も分かったりして、知れば知るほどのめり込んでいきます(笑) やはり自分で調べていく事が大事です。

CA3I0451.JPG
今回の採集道具は未だかつてないほど必要材料が多いので、
材料を揃えるにあたって購入リストを作って記入していく事にしました。

このハイワットクラスのライトトラップ機材を揃える際には、自分の場合
発電機
HIDランプ
投光器
安定器
投光器設置台
(カーテンライトトラップ用のスクリーンも必要だったり、投光器は不要でランプホルダーだけでも良かったり、安定器が不要なランプもあったり、発電機を使わず車のバッテリーから電源を取ったりする物もあるワケですが、自分の場合この5つを使うタイプです)
の5つの道具が大きな買い物で、この5つを6ヶ月の間に順番に揃えながら、周辺の小物もそれとあわせて揃えていく図式になりました。

まず、メーカーによっては生産終了にもなっていた(なりかけていた)HIDランプと投光器から先に押さえ、一番高い買い物である発電機を最後に購入しました。


そして他のちまちました小物類・部品は、ホームセンターを回り揃えました。
青森県のホームセンター.JPG
いやぁ・・・この6ヶ月間本当にいろんな所へ行った・・・(疲)
県内にある大きなホームセンターは全て見て回りました。同じ材料でも店によって全然種類や品質が違います。県内でもこの1店舗にしか置いてないものがあったりとか、小物材料のクセに随分と振り回されました。
そしてあちこち回ってみて改めて感じたのが、
人口が一番多い県庁所在地青森市のホームセンターの規模がナゼ小さいんだ!!!
五所川原・弘前・平川・十和田・八戸あたりが圧倒的に大きい・・・やっぱ駄目だ青森市。


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青森県産クワガタが全部いる森 [日昆 採集記 【2017年】]

今年もこの季節がやってきました、マグソクワガタシーズン!

冬場はほぼ全く採集に行けなかったので、ここからようやく今年のクワガタ採集開始です。

ルリ・ツヤハダ・マダラはガソリン代等節約のため我慢してきましたが、
これだけは休んでおけないマグソの採集へ先週行ってきました。
(今日も出来れば行く予定だったのですが生憎の雨空だったので観念してこの記事を書いています・・・)





さて、マグソクワガタの新規開拓採集が個人的な恒例になっていますが、
まだ見ぬ新市町村ラベルを探していながら未だ発見・採集できていない既知産地があるのが密かな課題です。

最初に本種を採った2010年、採れた青森市内のそのポイントを除いては
とある市町村が当時情報として入手できた唯一の産地でした。
産地ラベルとしてはあんまりにもお馴染み過ぎて、
ラベルだけで見ると何の新鮮味も無い場所です。
急進的にマニアックな所を攻め続けてきた今となっては心が躍るような所ではありませんが、
そんな考えではマグソ収集は勿論、コクワの全市町村制覇なんて絶対できませんな。




さて、その肝心の目的地ですが・・・向かった先は。







十和田市







地元県民の昆虫採集のメッカとも言えるこの地域。
本種の生息情報としては県内では最も古いのではないかと思われますが(※あくまで自分調べ)、意外性も無く「まァ居るだろうね」と云う観測から今までスルーしてきたのでしょう。
何より、クワガタの採集地としてお馴染みの場所でありながらも、本種の発生場所がクワガタとしてちょっと異質であることも未採集の要因でしょう。





5月21日に採集へ向かいました。

この日の天気はマグソ採集にはうってつけの快晴。
若干風はありましたがこのくらいなら地表で日向ぼっこぐらいはしているでしょう。

現地入りしてまず駐車場に車を停め、期待のポイントに徒歩で向かいます。
時刻はもう昼になっていて飛翔乱舞するピークを過ぎる頃なのですが、残念ながら期待とは裏腹に砂地の地形が若干変わっていて、それが関係あるのかないのかマグソを発見するには至りませんでした。

「あ~十和田のマグソなんて今まであえて採ってこなかっただけサ~♪♪」
みたいなナメた考えだったのが恥ずかしい・・・

ただ実際、十和田のどこで採れるかというのは詳細には知らなかったので、
意外と十和田も知らないものですね(苦笑)



気を取り直し、
ポイントを移動して同じ河川のやや下流へ移動します。
CA3I0472.JPG
雰囲気充分の川原です。カラッとした空気を吸いながら散策を始めます。

いろんな種類の小さな虫が飛んでいてどれがマグソか惑わされます。
CA3I0474.JPG
毎度お馴染みの「マグソクワガタモドキ」こと「ヒメスナゴミムシダマシ」も多数発見。
コイツの正体が知りたくてゴミダマ図鑑を買った今・・・清々しい気持ちで見ていられます。

探し始めりゃソッコーで見つかるもんかと思いきやそうでもない。

と、数分の間が開いた後にまた飛んできた小さな虫。
着地したので寄って見ると





マグソクワガタ 十和田市.JPG

・・・おぉっ!! 居た居た!!!

1頭見つけるのもやっととは、マグソも楽に採らせてくれないもんだねぇ。

風もちょっと吹いているのもあってか飛んでいる個体もあまり見つけられず、
かと言って地表に待機している個体も探せない。
・・・俺の視力がさらに危うくなっているのか!?

CA3I0475.JPG
なんとか標本用に♂3頭確保できましたが、
今回も♀が採れませんでした。
去年に続いてまた♀を見られないまま終わってしまうのか・・・(焦)
陽も傾き始め時間帯も虫が落ち着いてしまったのでこれにて採集終了。



・・・・・・


せっかく昼間に(珍しく)十和田に来たので、
地元の消費に貢献しようとアイスを食べて帰りました。
十和田市 渓流の駅おいらせ.JPG
いつも通り過ぎている場所もこうして寄ってみると違う場所のような気もする・・・


《 採集の注意 》
今回の採集場所である十和田のポイント付近には、十和田八幡平国立公園の特別保護区があります。特別保護区に指定されている区域は奥入瀬渓流周囲も含まれており、区域内は自然景観に影響を与える行為が厳しく規制されています。
目的の如何に関わらずこの区域内で川原に降りるなどすると、何か些細な動植物を捕まえようとするだけでも逆に自分が捕まってしまう可能性があります。マグソクワガタ採集は川原で行うため、十和田市内では場所によっては罪に問われる事もあり事前に調べておく必要があります。
※おことわりしておきますが今回の採集地は特別区域外です



あっさりと終わってしまったようではありましたが、
終わってみると改めて十和田のクワガタの豊富さに感服しました。
コクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
スジクワガタ
アカアシクワガタ
この一般的な普通中~大型種は勿論、

ヒメオオクワガタ
オニクワガタ
ルリクワガタ
ツヤハダクワガタ
マダラクワガタ
ブナ帯の高標高に生息する種類、

そして
オオクワガタ
これが生息する場所を同じくして

マグソクワガタ
もそこに居たと云う事は・・・

つまりその極めて狭い範囲内の山林で、
青森県産の12種類全てのクワガタが生息しているという事!!!
地元のクワガタ屋でもどうとも思わない事かもしれません・・・が、
個人的には驚きと感動を禁じ得ません。

オオクワを求めて県内外の採集者が集まってくるこの地の2ヶ月前に
マグソがそこを飛んでいるなんて・・・


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これが我が飼育部屋のいつもの出来事です。 [ギラファノコギリ (ニシヤマ亜種)]

こんばんは、ものさしの目盛を見ると興奮してしまう会長です。


我が家のギラファも一時は隆盛を極めていましたが、今となっては下火・・・
マキタも、ティモールも、そして累代出来るかいつもギリギリでなんとか毎回つなげてこれたニルギリも、・・・遂に累代が終了してしまいました。
ニルギリはもうかなり入手厳しいだろうな・・・

今残っているのは、原名ダイスケと、ニシヤマの3亜種だけ(汗)

その中で、スラウェシ島の亜種・ニシヤマの産卵セットを今月6日に組みました。
CA3I0454.JPG
発酵マット
クヌギ夏菌材
カワラ植菌材
の産卵材3点をコバシャ中ケースに仕込み、23℃の万全の体制で挑みます。
入門種のギラファと言えど、いつまで経っても「楽勝♪」とはならないなァ・・・





今回組んだペアも、山あり谷ありの長い道のりを経てようやくここまで至りました。

最初にニシヤマをWILDで始めて結果的に不発と果てた2014年1月
そして追加をセットしたのが2014年5月

 【2014年5月】
   ⇒ 2014-5-11 『ふりだしに戻る』


あれから 30年。 3年







     未だにWF1



ニシヤマの記事で羽化報告記事を書いたのが2015年10月
1年半も前の記事です。

CA3I0946.JPG
CA3I0932.JPG

あの時の立派な♂達・・・・・・は、・・・もういません。

当初、羽化したあれらのWF1個体群でセットを組む予定でした。・・・否、組んだのです。
この時、♀は2頭居たのですが
1頭目の♀はペアリングが上手くいってなかったのか、セットを組んでも全く産卵せず気が付いた時には仰向けに。2頭目の♀は大腮奇形だったものの大型だったので期待をして管理していましたがなかなか休眠から覚めず、ペアリングを始めるタイミングを外し同居を始める前に仰向けに・・・

・・・やっちまったー・・・・・・

「パル・パロロ」産という釈然としないラベルは今のところ出回っていますが、
「純・パロロ」産として入手したある意味貴重なラベルが絶滅(?)したのは
喪失感が大変大きいのです。
(非常にメンドクサイ拘りというか意地だと自分で思うワケです)




しかしそんなパロロ・ロスのどん底から間もなく、
冷やし虫家の片隅から1本のクリアボトルが見つかりました。
2016年4月のことでした。


1500㏄のそのボトルには、

【ニシヤマギラファ 6/5 '14/5/9セット分】

と、書いてあったのです・・・!!



実は、先の記事などで紹介した♂らを割出す前(←これらは8月割出)
セットを組んで1ヶ月経った6月時点で産卵されていたホダ木を産卵ケースから一度掘り返し、ボトルに入れて別保管していたものなんですね。

 【ボトルに入れて別保管】
   ⇒ 2014-11-27 『菌活』


↑↑この記事で云うところの

セットした2頭の♀がそれぞれのケースで無事に産卵したと確認したのはかなり昔の話、実はその後中途半端な割り出し作業を行って以来ずっと2ケースとも放置していました。

この部分↑↑ですね。

この時、たしか親♀に幼虫や卵を傷つけられる危険を回避し
最低限の数を確保できるようにこうしたのだったと記憶しています。

その後、孵化した幼虫たちが産卵木を食べ尽くし、
木をフレーク状に完全粉砕してもなおそのまま割出すことも無くボトルに入れたまま放置していたって事です。つまるところ、産卵木をボトルに移したまま1年10ヶ月そのままにしてたって事です。



ミキサーでも作れないような超微粒子のフレークと変わり果てた産卵木が、ボトルの半分くらいの容量で溜まっていて
その中にはかつて10頭以上は孵化したであろうはずの幼虫が2頭にまで減り、
その2頭の幼虫はまだ3令の初期。

もうツッコミ所が多すぎて↑↑文字に装飾を加えるのも諦めましたが、
他の個体が全て絶えた今となってはコイツらが最後の生き残りのニシヤマギラファ。
生きているんだしせめてきちんとエサを変えてあげよう・・・
と2年越しの割り出し。

割出して体重を量ってみると、
片や13.5g、片や10.4g
頭の大きさが違う。
運がいい事に、2頭が見事に♂♀分かれているではありませんか!?

これはまだワンチャンスあるんじゃないか・・・!!!!??
という事で、ここから羽化ズレにハラハラしながらのシーソーゲームが1年続いたのです。

これを、時系列に沿って成長過程をまとめてみますとこうなります↓↓


最後のWF1最後のWF1
2014年
5月9日 親WILD♀セットへ。
6月5日 産卵済みの木をボトルへ移す。
以後、そのまま放置・・・。
2015年
このまま一年・・・。
(その間に、去年後半に割り出した別の幼虫達は続々羽化)
2016年 4月9日 ボトルより割り出し、発酵マット800ccクリアボトルへ。3令初期10.4g4月9日 ボトルより割り出し、発酵マット2300ccガラスビンへ。3令初期13.5g
 蛹室を作る 段々と太りはじめる。
羽化蛹化どころか黄色くもならないので、温度を若干上げて管理する。
晩夏 体も固まったが成熟が早まるとまずいので冷やし虫家で20℃以下で寝かせる。太りきったと思われるがそのまま。
10月初め 蛹室を作る
10月22日 蛹化
11月23日 羽化
 ♂も羽化したのでそろそろ起こそうかと高い温度の場所に移す。段々体も固まってくる。
2017年 2月 依然蛹室に留まる。2月 確認のため掘り出す。
3月 全く動こうとしない。焦る。3月 活動を開始する。焦る。
4月16日 ようやく活動開始。4月前半まで 退屈を持て余す。


・・・長い・・・3年て・・・カンターミヤマかお前は。

♂が羽化ズレしたから♀を低温で管理してたのに、
♂が動き始めたので♀を高温に移したら、
♂が先に動き出して♀が起きずに焦る。

ハラハラさせられた末、ようやく♀も♂が元気な内に間に合いました。


羽化サイズですが、
起きた♀は48mm、無茶苦茶な飼育をした割りにそこそこ大きくなってくれました。

一方♂は86mm
CA3I0455.JPG
一昨年羽化した100mm近い個体達とは比べる気にもならないサイズですが、
大腮の扁平さなど特徴はきちんと出ています。



しかし、これで無事にペアリングが始められるかと思いきや
最後の最後にもう一つ大きな問題が待ち構えていました。

CA3I0433.JPG
お分かりいただけただろうか・・・?




パッと見ただけでは問題があるように見えないのですが、




脚を見てみると不審点に気付くかもしれません。

ハイ、脚が1本見えていません。
実はこの見えていない脚に問題があったのです。

問題があるのは左後脚。
転節から先が奇形化していて、変形して大きな塊のようになってしまっていました。
転節付近(つまり身体の中心線付近)に大きな異物が付いている状態のため、ペアリングしてもコレが邪魔で交尾で大きな障害になってしまいます。

と云うワケで、ペアリングの前に♂の脚を大手術することにしました。
マットで汚れた体を洗浄し、奇形化した転節から先の脚部をニッパーで切除。そして雑菌が侵入しないように切り口に蝋を素早く塗り保護完了。
(↑↑の画像は脚を切除した後のものです)


そして訪れた4月23日
CA3I0434.JPG
ようやくここからペアリングを開始し、2週間後の今月6日に至ったワケであります。





さて、セットを組んでから間もなくして、
CA3I0459.JPG
マットを潜り産卵木を齧り、卵も確認できました。

ケース側面から見える卵はなんか全部溶けそうな雰囲気を醸しだしていますが、

やれるだけの事はやったので・・・
どういう結果になろうと悔いる事は無いな・・・




・・・いや、やっぱり幼虫採れなきゃ悔しいわ。




        本日の 日昆の迷言


2年越しの割り出し。






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危なげなパナイ [ギラファノコギリ (ダイスケ亜種)]

また少し更新に間が開きました、どうも会長です。

とある理由で小遣いの出費を抑えるべく、
全く採集に行けておらず凄く悶々とした毎日を送っています。
自分が今どうしても行きたいと思っている山へ採集に出向くとなると、
現地へのガソリン代が大体3,000円程、水分補給・昼飯代で500~1,000円掛かるわけですが
たった1回の採集ですらこれだけの額を捻出することになるとすると
前記の理由で出費を抑えている今の状況にはとても贅沢な出費となってしまいます。
金と時間に追われている現時点では、
たった1回採集に行っただけでこれまでの我慢が無駄になる可能性があり
平日は勿論、休日もただただ山への妄想だけを膨らませる事しかできません。

そんな中、3ヶ月に一度楽しみにしているBE-KUWAの発売くらいしか虫関連で目新しい事はないのですが、あぁもう〇〇ネコDM便が遅くてやきもきさせられる!
前のメール便のゴタゴタがあったからサービス内容が変わるのは分かるけど、
こうも待たせられるものなのか・・・
他の注文者が続々と到着報告をネットに挙げている中、自分のやつは発送店を出発してから全く動きなし。輸送中に事故ったか落っことしたのかと無駄な心配をしていました。
(自分がせっかちなだけなんだろうけど)
次から1冊単品で注文するのはやめよう・・・


その他にも、いい暇潰し・・・と言ってしまうと全く間違いではありますが、
知人から依頼された簡易温室の作成に2週間ほど時間を割いていました。
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最後に自分用に温室を作ってから3年が経ち久しぶりのスタイロフォーム温室作成でしたが、品質の強化や使いやすさの追求にまだまだ新しいアイデアが出てきたのは自分で驚きました。
これから忙しくもなってきますし、これ以上はもう新しいのは作れないでしょう。



さて、我が家のダイスケギラファのここまでのまとめと近況報告です。

去年5月にWF1のペアを入手後、休眠期間を経てペアリング。
秋にセットを組むも、マットがよろしくなく産んだ卵が次々萎む。
(他のギラファにも同マットを使用し大失敗を犯したのでマットが犯人と断定)
1度目のセットで採れた僅かな1令幼虫を菌床に投入し親♀が存命のため別マットで再セット・・・

ここまでが前回までの記事での内容。

2度目のセットが去年12月15日
1度目のマットで卵が腐るミスを犯したこともあって、今度は大事を取って無添加タイプの1次発酵マットを使い、材も1度目と同じく使用し天然ブナ材を埋め込み。
投入してしばらくの間は落ち着かない様子で歩き回っていて、
「あ・・・もうこれで産卵は終了かな」とガックリきかけた後に産卵行動を開始しました。
マットにも卵が見え、材もボリボリ齧りだしました。

そしてまたしばらく放置をかまして、
3ヶ月以上経った今年3月26日・・・満を持して(×)割出しを行いました。

CA3I0379.JPG
見た感じ、わちゃわちゃ動き回ったんだろうなぁ~と一目で判りますね。
動き回ったセットでも、産んだセットもあれば、浅潜りしてグルグルケース内を回っただけの空っぽのセットであることもあるので開けてみるまで分からないものですが・・・
今回は、数頭の幼虫をケース越しに確認していたのでボウズは免れているだろうと確信。

親♀はすでにその役割を終え、亡くなっています。



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ひっくり返してみれば現れる幼虫達。
マットの色もいつの間にか濃くなっています。
ギラファならそれほどここでドキドキすることはないはずなんですが、
なんせ去年の下半期はボロボロに惨敗し続けてきたのでうれしいことうれしいこと。

あぁ・・・マキタが累代終了したのを思い出してまた少しガックリきた(辛)
アイツは今年またやろう・・・!


CA3I0380.JPG
産卵木の中からも8mmはあろう頭幅を持つ2令幼虫が現れます。
出てきたのは全て2令幼虫でした。


割出しの結果、

 1度目・・・6頭

 2度目・・・5頭        11頭

思ったよりも少なく数は振るいませんでした。
飼育するには適度な数とも言えますが・・・
2度目の割出しで出たのは見た感じ♂が4頭、♀が1頭と偏っているのもちょっとモヤモヤする
要因の一つですが・・・
なんにせよセットが合ってなかったと云うのも間違いではないので、
たまに聞く「ダイスケは産卵がちょっとクセある」と云うのは今回は違うようです。


そしてこの後の割出し後の幼虫飼育ですが、
近年また新しい銘柄の菌床を使い始めたのもあって
使っている間の管理がちょっと違うせいか前の菌床よりも成長の様子がバラバラで手応えがつかめません・・・(汗)
きちんと環境が管理されている飼育部屋なら、銘柄を変えたくらいで調子が狂うという事はほぼ無いと思いますが(菌床ごとの用法の違いはあるでしょうが)、管理に粗が目立つような飼育環境では下手なことはしない方がいいかもしれないですね。

1度目の割出しで得た幼虫はたしか・・・全て1令で、ブロックなどの大容量にそのまま投入したので2ヶ月以上もの間生体反応が見られず、
「やべぇ、やっちまったか!!?」とまた後悔しかけていたのですが、
全部ではないもののようやく食痕が現れてきてなんとか溜飲が下がりました。


けど・・・菌糸の調達はしばらくお預けになりそうだ・・・

あと・・・2ヶ月・・・。


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晴天の冬山へ・・・ [日昆 日常雑記]

十和田市へようこそ.JPG
いやいや無理だってば。


すっぽり1ヶ月以上更新が止まっておりました会長です。

前回の記事で冷やし虫家をぶっ壊したままにして以降、
記事に出来るようなネタも無く3月も終わりを迎えてしまいました。

さて今日の記事ですが、
ひょんなことから山へ遊びに行くことになり、いつもの遊び仲間と某山地へ行った時の話になります。
そうですね・・・場所はお馴染みのフィールド、まぁ八〇田山とでも濁しておきましょうか。

3月半ばの雪山。この日は運よく天気に恵まれ爽やかな陽射しを浴びながら昼前に出発しました。
(世間的に今このテの内容は控えるべきかもしれませんが、時系列でおことわりしておきますと、3月19日の出来事です)



CA3I0364.JPG
山は白い雪に青い空のコントラストがきいていて、
そこにいるだけで気分がいいです。
吹雪の時は果てが無い地獄の山岳地帯そのものなのですが、
天気のいい時は最高の画が見られる場所なのがこの山の面白いところですね。
(完全に偏見だけど)


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平らなところを踏み均し、パンドラが持ってきたカセットコンロを点火。
弱く吹き抜ける風の所為できちんと加熱できているのか気にしながら、
やかんに入れた水を時間をかけて沸かしていきます。

パンドラが用意していたのはカップラーメン
流石、選ぶ銘柄のセンスがいい・・・
冬山で食べるカップラーメン。これは一生に一度はやっておきたかった(笑)
「お米」でも「パン」でもなく、「うどん」でも「そば」でもなく、
他ならぬ「ラーメン」だからいいんですよね。



さて、お湯を待っている間に
No.2No.6は遊び場の整備に汗を流し雪に塗れていました(笑)
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山の斜面はなだらかながらも、見ているととても滑りやすそうです。
大自然の中ではどこだろうと遊べる方法を見い出し「無から有を創る」達人の2人が
傾斜をズリズリ圧削し続けていき、白い絨毯に1本のレーンが出来ていきます。

やがてレーンはだんだんと滑らかになっていき・・・

※動画読み込みに遅延が起こりますので、
再生時間を全部溜めてから再生を始めてください。

滑ってみると、傍目で見ているのとは段違いにコワい(泣)
思ったよりも速度が出るのに後ろ向きで滑るとか何考えてんだよ!!
この後さらにレーンは伸びていき、滑る距離は増していきました・・・


そんなことをしてる内にお湯は沸きました。
カップラーメンにお湯を入れ、3分間、待つのだぞ。(←こりゃカレーか)

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木と空と雪しかないここに、一杯のラーメン。
家の中と同じく3分待って出来たカップラーメンも、寒さのせいかまだ少し麺がかたい。
もちろん、スープもきちんと全部飲みました。



CA3I0369.JPG
せっかく山に来たのだから、クワガタを採りたいと思い、
他の皆が坂を滑って遊んでいるのを尻目に林の奥へとリュックを背負い探しに出かけてみました。
今年の上半期は迫り来る夏のために遊びたい気持ちをグッと堪えていかなければならないため、今日のこの日は貴重なルリクワガタ採集のチャンスです。
(特定分野の昆虫採集者の間で今この1~2ヶ月が、今後を左右するかもしれない絶妙な時期という事でにわかに騒がしくなっているとか・・・いないとか・・・)

うっすらとウサギの足跡が付いただけの真っ新な雪原を進み、ルリの産卵痕を探しましたが2次林でほとんど木が細く枯れ木も少なく皆乾燥しているため結果として採れ高はゼロ
とは言え、ルリが沢山居る場所を狙って採るよりも、違う所・変わった場所で採るからルリクワ採集は楽しいと思っているので、
近年は採れずに帰ることになろうともそれほど精神的ダメージは受けなくなりました。




ルリは採れずに帰ることになりましたが、
後日、しっかり風邪をひいてしまいました。・・・お粗末。

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