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~初めてこのブログに来られた方へ~
当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。
『ネット検索して特定の種類の情報を収集するためだけにここへ来られた方』や
『既にここのブログで多数の記事を読んで下さっている方』、『ブログを通して交流のある方』
上記以外での初めてこのブログに来られた方には、
もちろん無理には勧めませんが出来れば第1回目の記事をまず読み流して頂ければと思います。
どんな方向に向かっていてどんなスタンスでやっているのか分かると思います。
すみませんねぇ、なんか押しつけがましい性格みたいです・・・

トンボ×クワガタ×カメムシ×ヘビ [日昆 採集記 【2014年】]

1週間前の5月31日の夜、
合同採集に向かうべく自分とNo.2とNo.6の3人でとある方のお宅を訪れました。
同じ県内の方でありますRe:myon氏のお宅へ。

Re:myon氏とはブログとFHを通じて知り合った同じ虫仲間と云ったところで
度々採集に同行させてもらう事があり今回もその一環でした。

今回マグソクワガタの採集シーズンと云う事と、ムカシトンボの採集を兼ねる為
朝早く出発しなければならないこともあって6月1日の採集日を前に先に合流しておこうとなったわけでした。
彼の部屋にお邪魔させて頂くと、自分の部屋とは違って虫の温度管理設備が充実していて整然としていまして非常に綺麗にされておりました。
こうして客観的に他人の飼育環境を見ると、
自分の部屋がいかにアナーキーな状態かと焦りますね・・・

虫の話やボードゲームでひとしきり深夜まで時間を潰した後就寝。
翌朝午前7時半に起床しました。
8時を過ぎてもう一人の同行者、F氏も到着し計5人でまずトンボを狙いにポイントへ向かいます。高気圧が青森上空を覆い晴天の山には多数の山菜取りに来たであろう車が林道に停まっています。


石や脇道を使って沢を登りトンボを探していきます。
No.2とNo.6はスニーカー(それ以外は長靴)なので極力沢には近づかず脇道を進んでいたのですが、途中で5人は2つのグループに分裂し相手側がどこにいるか分からなくなったので
CA3I0016.JPG
ひたすら沢を登っていくと、No.2とNo.6がなんか騒いでいると思ったら遂に2人とも沢の水に足を突っ込んだらしい・・・
以降2人は沢の中をかまわず進んでいましたが途中で引き返し5人が合流、
ムカシトンボの発生にはまだ早かったと云う話の通り、見る事が出来たのはサナエだけのようでした。

狭い上流の沢を戻り、川幅の広い中流の中州に渡り各々自由に採集を開始。

上空を大型のクロアゲハ(おそらくミヤマカラス)や大型のシロチョウが通り過ぎています。

CA3I0019.JPG
F氏採集:ツマキチョウ


そんな中、大きなカエルが居たとか言って追いかけていたらしいNo.2が中州の土崖をゴソゴソほじくっている。

俺 「(何やってんだ・・・?)」

フラフラしていた俺が暫くしてまたNo.2の方を見ると彼は手に長いものを握って陸に上がってきた。


No.2 「捕まえた」

俺 「ヘビ捕ってたのか! ・・・ん、赤い・・・」

CA3I0017.JPGCA3I0018.JPG
俺 「これヤマカガシじゃねぇぇか!!!!!!」

No.2 「・・・?」

俺 「毒ヘビだぞ」

No.2 「マジで!!?」

Re:myon 「ヤマカガシ」

F氏 「ヤマカガシ」

No.2 「マジで!!?」

勢いよく川に投げ飛ばすNo.2。
よく考えりゃこんな水場で出会うったらヤマカガシくらいしかないですしね。
と云うかNo.2、全く毒ヘビだと知らずに日本3大毒ヘビの内2種類を、毒ヘビだと知らずに捕獲するとはなんて奴なんだ(笑)
彼にはいつか沖縄での活躍を期待したい・・・

結局狙いのものは採れなかったのですが、
もう正午近くなっていて第2部のマグソ採集のピーク時間を過ぎる為ポイントを移動。


************************************


マグソのポイントに着いたのは正午を過ぎた頃。

今年は川の水量も少なく難なく対岸のマグソポイントに渡る事が出来たのですが
やはり陽が西に傾き出している時間なのであまり派手にブンブン飛び回っていない様子。
image.jpg
どこもかしこも♂しか居ない・・・
5人のポットにはただただ♂ばかりが増えていくばかり。
image0001.jpg


他にも色々な生き物を観察していると、
今度はF氏が長いものを握って見せて頂いた。
CA3I0020.JPG
一瞬何を持っているのか最初分からず
「なんか変な怖いもの持ってる」と思いました。
CA3I0022.JPG
カエルの頭を咥えた食事中のヘビ。
皆で面白がって観察しましたが後でFH鈴木店長には「普通じゃん」と一蹴され(苦笑)

No.2とNo.6がなにやら止水部の水中を覗きこんでいます。
大小のヤゴが水中の石の表面にびっしり張り付いてる光景に、ある種のインパクトがあります。
CA3I0023.JPG


image0002.jpg
なんとか終盤に♀を1頭確保してマグソ採集は終了。


続いて林道を散歩しマガタマハンミョウを採集。
林道に時々出てくるマガタマを皆で摘まみながら色々な生物を観察。


採集終了の時間に迫ってきたので最後林道を戻りながら虫を探していると、
後から追い付いてきたNo.2らがなんか変な虫を手にとまらせてきました。
「何それ?」
image0004.jpg
1cmほどのボリュームのある体格の丸い虫。
最初はゴキブリかと思ったんですが、翅芽の付き方がなんか半翅目っぽいのでカメムシか何かだと思いました。
ひとしきり珍しがった後、返して山をおりました。


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その3日後、Re:myon氏から連絡が来ていました。

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【from】Re:myon

【本文】先日のカメムシ、青森では珍しいアカスジキンカメムシの幼虫だったようです。

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まさかそんなたいそうなものだったとはつゆ知らず逃がしてしまったのが悔やまれます(汗)
カメムシなんてよく把握していなかったので画像を検索して「あぁ~コイツだったのか!」と、最後ちょっと知識の無さに歯痒さを覚えながらも今回なかなか面白い採集ができました。



今回の記事内容はだいぶ薄味でした。



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青森県産コクワガタ市町村巡り 「板柳町」 [日昆 採集記 【2014年】]

青森も梅雨入りしました。
ここから梅雨明けまでの暫くの間、クワガタ採集も少し天気に悩まされる事になるでしょう・・・

・・・とか書いて記事をUPしようとチクチクとキーボードを打つこと1週間、
いつの話だそりゃ!  とっくに梅雨入りしとるわ!!!!

まぁ梅雨の時期にはとっくに入っておりますが、今年からは採集方法を外灯巡りから樹液採集にガラッとシフトするので多少の雨なら採集も可能になるでしょうね・・・

さて、今月2日県内でもコクワガタの活動が開始し灯火にも飛んでくるようになったとの情報を得て、樹液でも採れるはずだろうと県産コクワ採集に火がついた自分は、ケータイのメール画面を開きました。


  5日(木)

時刻は夜の8時を迎えようとしていた。


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【From】会長
【To】No.2

【本文】おいNo.2! (原文ママ)

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【From】No.2

【本文】んぁ?

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【From】会長

【本文】いい天気だな!

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(ちなみにこの時俺はトイレに居て外の天気などわかりゃしなかった)



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【From】No.2

【本文】そうか?

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【From】会長

【本文】いい天気だな!(大事な事なので2回言いました)

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こうして(←どうして?)突然No.2を引っ張り出し、ライトとタッパーだけを持って我ら地元のホームポイントに車を向かわせたのです。


  『青森市』

外に出てから分かったが、天気はよく曇っており今の時期にしてはこの時間あまり冷え込んでおらず一応クワガタを採るには悪くない状況に感じた。

去年までは主に外灯回り主体で探していたため、
例年の初採集は6月中~下旬で、初飛来を観察できる場所は決まってあるポイントだった。
(そのポイントは、記事の流れに準じて『ポイントB』とする)

そのため、
まだ確実に何かしらクワガタが採れるとは思わず
「ちょっと近くのコンビニまで・・・」感覚でぬるく探すつもりだったので、
道中の全てのポイントを虱潰しに探すのではなく飛来地として特に濃い数ヶ所のみを探すことに決め、まずは一番近くて濃い『ポイントA』にライトを持って訪れた。


結果は・・・ダメだった。

ガばかりだった。

続いて、いくつかの薄いポイントを飛ばし
例年初めにコクワが観察できる『ポイントB』に到着した。

会長 「俺は木の方を見に行ってみる」

No.2 「俺は明かりの方を見てみる」

二人で散らばって探すことにした。
ここの灯りではカブトムシ・ノコギリクワガタ・ミヤマクワガタ・コクワガタを過去観察していて、木ではコクワガタ・ミヤマクワガタを観察しているがおそらく木に居たミヤマは近くの灯りに寄せられたものが着地したものだろうと推測される。

ここの木は2種類植えられているのだが、内1種類にのみにしかクワガタは付いていることは無い。
クワガタが付く方の種類の木を手前から1本1本見ていく・・・
(最初はコンビニ感覚とか言っちゃってすっかり夢中じゃねぇ~か)



順に見ていき3~4本目の木に来た時だ。

幹にライトを当て、~んここも居ないか~・・・? と
今度は木の裏にまわりまたライトを幹に浴びせたと同時に


ォわああぁッ!!!!!?!!!!!!?!!!



自分の胸の高さの位置で、
幹にはりついた立派な大歯の♂がライトの光に照らし出された。


会長 「No.2~~~! ・・・No.2~~~~!」

人家も近いのでなるべく声を抑えてNo.2を呼ぶ。
灯り周辺を丹念に探していたNo.2を、はやくはやくと手招きする。

(実物を本人に見せるまで「居た!」とか「コクワだ!」とは言わない。客観的に考えて、たぶんどこかに「実物を見てこの事態を理解し感動してほしい」という思惑があるんだろうね俺)


No.2が来たところで、もう一度コクワの居る場所にライトをパッと当てる・・・と・・・


会長 「え・・・!? 居ない・・・!?

まるでさっき見たのが幻だったかのように幹には何もいない!
幹の下や上を舐めるように見回すが、見逃しようが無いあのデカい♂がどこにも付いていない。
一拍置いて、「もしかしてさっきライトを当てたショックで驚いて木から落ちたか?」と急いで下草も混じる木の根元付近を掻き分け(るように)探すと、・・・居た~良かった~




CA3I0027.JPG

自身最速のコクワ採集記録になった。

傷の無い綺麗な♂でなかなかの大きさだ、
しかし若干ヘロヘロ?で脚に力が入ってない・・・
木の上の方を見てみると、この木は上の方に何箇所か産卵するに適しそうな程良い太さの枯れ枝が付いていて、去年の初めに採ったコクワもこの木に付いていたことから、この木は多分発生木なのではないかと考えられた。
羽脱してまだ後食していないと考えるとこの力弱さもうなずける気がする。

CA3I0037.JPG
48mm


なかなかの大きさ。
体は擦れもなくツヤピカで紛れもなく新成虫だ。

結局、ホームグラウンドで採れたのはこの1♂のみだったが、
たとえ1頭でも採ってしまったのでそれだけで十分である。

興奮も冷めやらぬまま時計を見るとまだ時間は夜9時を回ったくらい・・・
平日の夜ではあるが・・・個人的にこのテンションのまま家に帰るにはまだ・・・

会長 「いやぁ~・・・お前まだ晩飯食ってないんだよなぁ・・・?(汗)・・・」

No.2 「解かってるよ、まだ帰るには早いってんだろ~? どこへでも付いて行くさ(苦笑)」

会長 「ありがとう!!!! 悪いな(笑)」




会長 「じゃぁ行くか!!!! 板柳に!!!!!」



〉〉 『板柳町』編


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2014年度羽化報告 カワノシカクワガタ [〆シカ (カワノ亜種)]

採集シーズンですが結構雨の日が多くてしかも金欠なので採集に走るのが難しい今日この頃ですが、そんな時ちょっと面白げな読み物を紹介してもらったので買ってみました。
(買ったから金が無くなったようなもんだけど・・・)

CA3I0015.JPG
クワガタ屋のための本というちょっと珍しい?物で最近発刊されたばかりです。
寝る前に布団の中で読むには丁度いい?内容です。
今日届いたばかりなのでこのあとじっくり読みますかね~



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


さて今日は久しぶりにシカネタです。

いやぁ~すっかり我が家のシカ軍団も規模が大幅に縮小したもんです、はぁ~・・・

一昔前は、
シカマスター .jpg
なんて目指すくらいシカに首ったけだったのに(いや今もだけど)、
今やカワノシカアマミシカだけシカ残っていないもんな・・・

しかも両方とも累代するにはギリギリの状況・・・
『カワノシカ』
 ♂:1
 ♀:3
『アマミシカ』
 ♂:2
 ♀:1

うちの虫の種類も少なくなって1種類あたりの個体数は他だと安定しているのに
シカクワだけ昔のまんまギリギリだよ・・・! 首の皮一枚。


さて久しぶりにカワノイをUPするんですが
記事を書いている時に「前回はいつ記事にしたっけ」と見てみたら・・・・・・
まともに登場した最近の記事・・・2年半前なんだけど・・・。

一度累代失敗した後、WILDで再挑戦して(⇒ 記事『2011-9-5 Restart』
後日割り出し記事を書いて以降何も書いてなかったのでWF1世代の記事が無く
今回はWF1ペアからのF2個体の話になります。



WF1のセットはセット後の処理を怠ってしまったため
先に書いたとおりF2として得られた幼虫の数はたったの4頭で内♂は1頭のみなので
今回羽化個体は♂1頭のみ記事UPで、♀は省略します。

CA3I0009.JPG
一応この容器で飼育しましたよ、と云うことで容器の画像だけは貼ってみました。
♀1頭のみ容器の在庫の関係で430ccブローで、他は全部800ccクリアボトル、
全て1本羽化(交換無し)



CA3I0010.JPG
52mm?


【親データ】 WF1同腹 ♂48mm×♀29mm

2013年5月19日 WF1(親)産卵セット投入
     11月24日 割り出し 3令後期 8.0g くわMatへ
2014年1月7日 蛹室確認
     1月29日 蛹確認
     2月23日 羽化確認
     5月20日 自力脱出確認

体長が『?』なのは、あまりに動き回るので正確にノギスを当てさせてもらえなかったからです。
CA3I0016.JPG

久しぶりにボトルを覗いた5月のこの日の時点でこんな状況↑↑でしたからね。
自力脱出した健康な(・・・健康?)シカクワガタはゴキブリ並みに動きが機敏ですよ。




カワノシカ回る?
オオクワみたいにビビりではないので刺激すると筋力の限界まで大腮を広げ
プルプルしながら威嚇してきます。
しかも眼は良い方で、手をかざした方向に素早く反応してみせるので
なんだか愛嬌があって可愛いです(笑)
ちなみに、前に書いたかもしれませんが・・・シカクワの大腮の開き具合って、
天然個体より飼育個体の方が最大まで開ける限界角度が広いですよね。
(このあたりからシカクワの野外サイズ越えの糸口が見えたりしそうな気が・・・)

しかもこんな凶悪そうな大腮をガバッと広げて臨戦態勢にも関わらず
人の手(指)は挟もうとしない「見かけ倒し」っぷりがまた面白いです。
たまに挟みつく事もありますが、
まるで「間違って挟んでしまった!(汗)」と当の虫がビックリして一瞬で離れます(笑)
・・・ちょっとした甘噛み行動です。

動画には撮れませんでしたが、
手をかざした方向に向くので、その場でクルクル回ったりするのがまた滑稽で(笑)
オオヒラタあたりの好戦的なクワガタもその場で回ったりしますが、
シカの場合は動きが早くて機敏過ぎるので見ていて面白いですよ。




しかし・・・

久しぶりにシカクワの新成虫を拝めましたが・・・イイですねぇ。
やっぱ「カッコいい」の一言に収束するんだな。
CA3I0011.JPG

真上・・・斜め後ろ・・・斜め前からのアングルもいいんだけど、

CA3I0014.JPG
CA3I0012.JPG
真正面から見た時のクワガタとしても意味不明なカッコ良さは、もはや異常でしょう。


それこそ、武士の被っていた兜の鍬形を彷彿とさせる造形を成していませんか?




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青森県産コクワガタ市町村巡り 「田舎館村」 [日昆 採集記 【2014年】]

先日の「板柳町」編から続く部分がありますが、
青森県には、現在
aomorisityousonn.gif
津軽
 ・青森市 (あおもりし)
 ・弘前市 (ひろさきし)
 ・黒石市 (くろいしし)
 ・五所川原市 (ごしょがわらし)
 ・平川市 (ひらかわし)
 ・つがる市 (つがるし)
 ・外ヶ浜町 (そとがはままち)
 ・中泊町 (なかどまりまち)
 ・今別町 (いまべつまち)
 ・蓬田村 (よもぎたむら)
 ・平内町 (ひらないまち)
 ・鶴田町 (つるたまち)
 ・板柳町 (いたやなぎまち)
 ・藤崎町 (ふじさきまち)
 ・田舎館村 (いなかだてむら)
 ・大鰐町 (おおわにまち)
 ・鯵ヶ沢町 (あじがさわまち)
 ・西目屋村 (にしめやむら)
 ・深浦町 (ふかうらまち)

南部
 ・八戸市 (はちのへし)
 ・むつ市 (むつし)
 ・十和田市 (とわだし)
 ・三沢市 (みさわし)
 ・大間町 (おおままち)
 ・風間浦村 (かざまうらむら)
 ・佐井村 (さいむら)
 ・東通村 (ひがしどおりむら)
 ・横浜町 (よこはままち)
 ・六ヶ所村 (ろっかしょむら)
 ・野辺地町 (のへじまち)
 ・東北町 (とうほくまち)
 ・七戸町 (しちのへまち)
 ・六戸町 (ろくのへまち)
 ・おいらせ町 (おいらせちょう)
 ・五戸町 (ごのへまち)
 ・新郷村 (しんごうむら)
 ・南部町 (なんぶちょう)
 ・三戸町 (さんのへまち)
 ・階上町 (はしかみちょう)
 ・田子町 (たっこまち)

この40市町村に分けられていて、飛び地になっている市町村も加味すると43になります。
その内個人的にコクワガタが得難い・個体数が少ないと思うのは
・鶴田町
・板柳町
・藤崎町
・田舎館村
・六戸町
・おいらせ町
の6町村と考えられます。

その要因として
1・・・住宅地(居住用区域)として地理活用されている土地が大半を占める
     (つまり森林地帯がほとんど無い)
2・・・住宅地以外の場所は工業地帯・果樹園・水田に利用されている
     (果樹園の場合は幼虫のエサ木として活用されるにはされる)
3・・・平地でほぼ全域で人家が広がっているため身動きがし辛い
     (泥棒に間違われて警察沙汰になる危険が高まる)
4・・・上記を踏まえた上で、各町村それぞれの面積が狭く範囲が限定される

ただしこの内、
津軽地域4町村に比べ南部地域の2町は地理的面積がやや広く、
地図上でも一部地域では民家が少なかったり無かったりと『完全に全域が住宅地』と云うほどの町ではない上『事実採れる』と云う情報もあるので、
あとは自分で捕まえられるかどうかと云った感じなようです。

なので、個人的に確保が難しいのは
田舎館村
板柳町
の2町村となります。
鶴田町については、町の西部・津軽富士見湖周辺以西の環境ならば少なくとも生息はしていると思われるのでここも「あとは自分で採れるかどうか・・・」の問題かと思います。

藤崎町のほうも地図でよく見てみれば
西部には非居住地域があり、自然公園や河川敷の林もあります。
町の広報ではカブトムシやクワガタが居ることも認知されているので、コクワガタの生息には問題はないと言えます。

残る津軽2町村の内板柳町産は既に今月初めに採集成功していましたので
あとの不安要素は「田舎館村」だけです。


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田舎館村は面積22.31平方km(県内一、市町村面積が狭い)
県内有数の米所として知られ、村域の55%が水田である(勿論村全域が平地)。
水田の遺跡も多く見つかるなど稲作の歴史が古い土地でもあり
今や他県にも広まった『田んぼアート』の始祖でもある。
(東奥日報社「新平成の大合併あおもりマップ」より一部引用)



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  10日(火)

この日の行き先は、
青森県一コクワガタ採集が難しいと自分で位置づけている田舎館村

ここだけは正直言って「コクワは居ないかもしれない」と思う土地と言える。
その難しさを感じた要因については後々紹介するとして、
この日
・俺
No.2
No.6
の3人で出撃した。

山を越え、津軽平野に出た我々は国道7号線を南下し目的地を目指していたのは陽もとっぷりと暮れた夜の事。
勿論その手前、集合時間を午後8時に設定していたにもかかわらず実質9時出発になっていた、と云ういつも通り過ぎる展開があったのは言うまでもない。

前述の通り、村の面積の半分以上が田んぼと云うとんでもない(?)ところで、
地図上ではなんとどこにも広葉樹の記号が印刷されていないというだけでこの村のハードルが高いことは判る。
ただ一応リンゴ園も所々に存在するので幼虫が生育するには条件は悪くないと思えるが、問題は成虫の集まる木があるかだ。


実はこの前の日曜(いや土曜だったかも)に一度だけ、
自分一人でこの村の中を車で走って成虫の居そうな場所を探したのだがダメだった。
板柳町の時の記事でも一度書いているが、
こういう土地の場合、探す場所は限られていて
公園(緑地公園)
寺院
河川敷
を探す他にまず見る場所は無い。
人が住んでいる地域のため外灯はどこかしこで点いているので、勿論灯火採集で採るなんてことも絶望的である。
この日時間的な都合で全ての場所を回ることは出来なかったが、
寺院では勿論全て空振り(居たと思えばやはりゴキブリ)だった。

この村には、浅瀬石川と云う川が流れており
自分はこの河川敷が怪しいと睨み川沿いを見ていったのだが、
悲しい事に河川敷は(ほぼ)全てがニセアカシア(ハリエンジュ)一色!!! 他の木が1本も無い・・・これではコクワガタなどかすりもしない。

実は後で調べて分かった事ではあるが、河川敷で増え続けるニセアカシアには村でも手をこまねいていて、不定期的に伐採したり、申請した者に伐採許可を与え無償で材木資源として活用させるなど対策を講じたりしている程、この河川敷の問題は大きいようだ。


村内の河川敷を全域に渡って調べてはいないので確定的な事は言えないが
田舎館では川沿いを調べるのはあまり得策ではないと考え、
地図とにらめっこしながら神社と公園を回っていくことにした。

元々まとまった林が限定されていて余計な木が生えていない地域なので、
採れるか採れないかの結論は早々に出そうだ。

小さな神社を訪れる。

小さな公園を訪れる。

車を停め、早々に懐中電灯を持ち車を出る。
少し前までは、3人の採集の時は車を停めて外に出てルッキングを開始するまでダラダラダラダラ・・・モタモタしていたものであるが変わったものだ。・・・まぁ、色々あったからな・・・。


ヤナギよ・・・在れ・・・!!!!)
サクラよ・・・在れ・・・!!!!)
そう期待しつつ木を見て回る。


神社には、1:マツ、2:サクラ、3:イチョウの順の多さで植えられているが、どの木にも勿論成虫は付いていない、
管理されているので枯れ枝は綺麗に処理されておりその処理された枯木の姿もない。
幹に付いているのは、例の如くゴキブリだけ。
これを何ヶ所と回って繰り返した。


公園は、花見時の見栄えを考慮してサクラを中心として植えられているところが多いが、やはり平地で人の手の入れ易い土地柄であるため、整備がしっかりなされていて枯れ枝は全て綺麗に切られていてクワガタの気配が微塵も感じられない・・・


右往左往しながら次々ポイントを潰していく。

CA3I0004.JPG
夜道ではあるが、ほとんどが水田と云うのが視覚的にもよく分かる。
遠くの道路の外灯が道に沿って並んでいるのが見える。
(ケータイ画像ではよく見えないが・・・)
そして自分らが居るところから見通せる一番奥はもう田舎館村の外なのである。
それだけこの田舎館は狭いのだ。
木も、1本1本が単発で生えているような環境で、
まとまって生えているように見える所と言えば、川沿い、神社、公園、そして人家の庭ぐらいだ。


今度はこんなところはどうか・・・? と地図の中を指差し、
じゃあ今度はそこに行ってみようとまた車を走らせるその途中
「あ、ここにも神社あったか」と未チェックの神社の存在に気付き
民家が立ち並ぶ中その神社の前に車を停めまたチェックを始める。












入り口から順に見ていった2本目だった。











CA3I0001.JPG
★Θ〆〒¢~~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!

後から付いてくる2人の元まで踵を返しダッシュで引き返す。

No.6 「うわォッ!!!!! 怖ェェェ~よいきなり(焦)

No.2 「屍人みたいに迫って来るな!
     (『屍人』=テレビゲーム「SIREN」シリーズ参照)

コクワでここまで狂喜したのは俺だって初めてなんだよ・・・

記憶が曖昧だが、たしかイチョウの木だったはず。
枯れてもいなく樹液も出ていない「電柱」のこの木の幹に不自然なほどペタっと張り付いていたのが不思議でならない、移動中に付いたところだった、ということだろうか・・・
CA3I0002.JPG
しかも嬉しい事に大歯型で4cm代半ばくらいある大型個体。
何故か今年は全体を通して大歯ばかりで4cmを下回った個体はまだ見ていない!
(まぁ見た数がまだ多くないだけかもしれないが)

居てほしかった、が望みの薄かった田舎館産を発見し狂喜にはしゃぐ俺を尻目に
「まぁ、居たけどな・・・?」くらいのテンションで他の木を探すNo.2&6・・・

この神社は住宅密集地の中にあり、
隣接するおそらく個人の裏庭の林の中がここのコクワ達の発生源だと思われる。
流石に他人の家の敷地に入りこむことは出来ないので、
周りで何か他に採集の手掛かりはないかとウロウロする。
                           (ヨッ!不審者!)

CA3I0003.JPG
神社内の様子を引き目に撮ってみたがやっぱりほとんど映らない・・・

近くの田んぼから(と云うか住宅地の外はほぼ全て純然たる田んぼ)
地鳴りのようなカエルの鳴き声。

神社の裏手に回って周囲の環境を確かめていると、
No.2が呼んでいる。
奴が声を張るとしたらまさか・・・!!!?








No.2 「見つけたからな」




CA3I0005.JPG
メ!!!!!ス!!!!!

木の壁に張り付く♀個体をNo.2は発見したのだった。

今日1日で1ペア揃ってしまうなんて、
にわかに田舎館産の希少性を疑うほどに展開が出来過ぎている・・・




結局これで標本箱に入れる必要のある分は採れてしまったので、
この時を以って田舎館村のコクワガタ採集は終了した(してしまった)

40市町村回らないといけないので一つの市町村に時間と日数を掛けないのは良い事ではあるから、たった2度の調査で採れたならそれでいいか・・・



田舎館村 コクワ♂.JPG
42mm

測ってみるとまぁ普通に中途半端に大きいサイズである。
体表面をよく見ると、少し普通のコクワにしては艶消しに見えるが、
脚の動きが緩いので去年活動からの越冬個体ではないかとも思える。
体表の艶消しは摩擦によるものには見えないんだがなぁ・・・


田舎館村 コクワ♀.JPG
30mm




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残存する地元小学校産コクワガタ [青森の昆虫事情]

今日もコクワのネタです。
そろそろ7月に突入しようと云う今日この頃、世間一般のクワガタ採集の内容としてはそろそろオオクワ採集が本格化する時期ではありますがこのブログでそんなものがそうそう書けるものではありません、お引き取りください(笑)


そして、いつもなら青森県のどこかに行ってきましたと云う導入になるべきところでしたが
今回は、市内、しかも地元での採集です。

地元での採集とは言っても、過去に何度か記事に書いたホームグラウンドではなく
母校のとある小学校での採集です。



極狭い完全にローカルなネタなので採集中の描写はすっ飛ばします。



* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *


地元の小学校は、山の近い住宅地の中に敷地を持っています。

自分の入学前から当たり前のように学校敷地内でクワガタが採れる事は知られていました。
毎年毎年どこか学年の誰かがクワガタを見つけてケースに入れて皆で観察して遊んで飼う、このパターンは一定の割合でいました。

当時その敷地内には
・サクラ
・マツ
・ポプラ
・イチョウ
・シラカバ
他いくつかの種類の木が植えられていました。
(他にはたしかネムノキとかあったような・・・)

この内、クワガタを採るためには
校庭のポプラの樹液やその周囲の樹皮めくれを見ていくことが「狙って」採るほぼ唯一の方法でした。
それ以外には、偶然変な場所に待機している個体を見かけるぐらいです。
朝から夕方頃までしか学校にいないわけなので、
活発に動き出す時間帯は探してはいませんでした。
(夜の学校に行こうと云う事は考えもしなかったかも・・・)

自分が居た当時、敷地内で採れるクワガタは
コクワガタ
スジクワガタ
の2種類だけで他の種類は全く採れませんでした。
(たまにミヤマやノコギリを教室で飼っているのを見ましたが全部違う場所の採集品でした)
こういうところで採れるスジってまず小さい♂が居ないってのがイイんですよ。
過去に自分の教室で飼われていたスジの♂は32~34mmもありました。
(もしかしたら小さな♂は採っても捨てられていたかも知れませんけど・・・)




しかし、そんな小学校のポプラがある年に全部伐られてしまいました。
うろ覚えですが自分がそこを卒業する前後の年度だった気がします。

無残に株だけ残ったポプラを見て、
「校庭が寂しくなってしまったな・・・」と激しく落胆したのを覚えています。






それから数年の月日が流れ・・・

夜の散歩でたまに学校を通る事があり、その時は「昔は小学校で採れたよなぁ・・・」
なんて懐古の情をわかしていただけでしたが、

なぜか
「今小学校で探して採れたりするんだろうか。」
と考えが巡ったのはつい先日でした。




そう云えば今まで夜の小学校でクワガタを探した事あったかなぁ・・・



思い立ったが吉日。  行ったった。


  6月某日

学校の木をきちんと見るのは何年振りのことで
校庭をはじめ校舎脇の林など、意外にも枯れた木が放置されていて
これはクワガタが産卵にこれるじゃないかと新鮮な気分になりました。

校庭の外側は下草が生えていて、もしかしたら発生場所がそこらに埋もれているかもしれませんが自分が把握した分ではクワガタが産卵に来れるような場所(剪定された枯れ枝・木が地面に放置されている場所)は学校の敷地内では2ヶ所に限定されています。

そして、自分が卒業した直後の木の数と今の木の数ではだいぶ違いが見られます。

違いの一つは、ワケあって新しく植えられた木が増えていた事。
そしてもう一つ違いが、自分が在校生だった当時苗木のような細かった木が今はだいぶ成長して大きくなっていた事。
新しく植えられていた木はクワガタとはあまり関係なさそうな木なのですが、
成長して大きくなった木は見るとあのポプラでした。
今はまだ幹回りも細く、樹液をコンスタントに出すには事足りないレベルですが、
このまま発生木も残され、後食のためのポプラも順調に成長していけば
いずれそのポプラの樹液で昼でもこの学校の児童達の目に着く所に出てきてくれる事でしょう。





さて、実際にこの日は何かクワガタが居たのかと云うと、居ました!!!




CA3I0016.JPG
コクワガタ

まさか今の時代になってふら~っと行ってこんな簡単に採れるとは
正直思いもしなかったです。

採れた場所は、
校庭の一角で殆ど朽ちているのになぜか伐り倒されず残っている小さなサクラの立枯れ。
サクラと言えば古今東西学校の植木の代名詞的な重要な樹木ではあるのですが
変な場所に1本だけポツンと・・・しかも小さいし枯れてボロボロになっているのにもかかわらず伐られず残っているのが全くもって意味が分からないのですが、少なくとも樹液も出ていないこんな木を徘徊しているのはつまり、ここから羽脱したという事しかあり得ない・・・
(近くに外灯も無いので飛んできた個体がこの木に付いたわけでもない)

小歯型ですがです。


順々に見て回ると今度は、
自分が在校生だった頃から比較的存在感があった広葉樹の大木の幹と枝に
なんと1♂1♀、2頭も張り付いていたのです。
CA3I0017.JPG
写真では♀のみですがこの後ここから少し上の方の枝で♂も発見。
この木は表面がのっぺりしていてどこからも樹液が出てるように見えなかったですし
2頭ともただ木の表面にべたっと付いていただけでどういう状況か判りません。



そして校庭を離れ、学校の敷地の周りをぐるっと回っている途中、
校舎脇の林の辺りでも1本の灌木にさり気なく付いていたを採集。
CA3I0018.JPG
これも樹種はよく分かりません。サクラではないようですが・・・



 結果

CA3I0021.JPG

     ♂2頭 ♀2頭

夜に来てこんなに採れてしまったとなると、
もしかすれば今の在校生たちも度々学校敷地内で野生のクワガタに触れ合う機会を持っているのかもしれませんね。

ただ、一晩だけの結果なので断言できない事ですが、採れた個体は全部小さくここの環境はクワガタにとって生存ギリギリのラインなのかもしれません。


そして、今回直接木の幹や枝から採集した個体ばかりで樹液採集は出来なかったこともあり、樹液で採れる確率が高かったスジクワガタは見る事が出来ませんでした。
まだこの敷地のどこかにスジクワガタは居るのでしょうか・・・?




そんな課題?を残しつつ、
学校を後にして家路に付くまでの間こんな事を考えていました。




小学校の学区各所で採れた各種クワガタを
ひとつの標本箱にまとめ、
学校へ寄付する事はできないだろうか・・・








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