So-net無料ブログ作成
検索選択
~初めてこのブログに来られた方へ~
当ブログにご訪問頂きましてまことにありがとうございます。
『ネット検索して特定の種類の情報を収集するためだけにここへ来られた方』や
『既にここのブログで多数の記事を読んで下さっている方』、『ブログを通して交流のある方』
上記以外での初めてこのブログに来られた方には、
もちろん無理には勧めませんが出来れば第1回目の記事をまず読み流して頂ければと思います。
どんな方向に向かっていてどんなスタンスでやっているのか分かると思います。
すみませんねぇ、なんか押しつけがましい性格みたいです・・・
日昆 採集記 【2017年】 ブログトップ

青森県産コクワガタ市町村巡り 「五所川原市」でヤッテマレ!!! [日昆 採集記 【2017年】]

県内産のコクワガタを市町村別に集めると云う課題を2013年に立ててから早4年。
たかがコクワと言えどもコレクションを見返してみると全然集まっていない・・・
40を数える青森県の市町村の内、手元にあるのはそのうち半分もありません。
去年~一昨年に採っているものでもまだマウントしていないものもいくつかあり、2014年以降はコレクションの増えるスピードが急ブレーキで失速した点も含めブログで公開している者としては非常に恥ずかしいところです。
今期からはハイワットの灯火機材も導入しましたが、
未採集地域は山奥ばかりでもありません。

平野部での採集も進めなければ・・・
と云う事で、先日津軽平野の空白地を埋めに行


・・・いや、仕事の要件終わりに寄り道してきました。




  8月2日(水)

時刻は昼を回って陽も西に落ちてきている頃。

立ち寄った所は津軽平野の中心地・五所川原市


# # # # # # # # # # # # # # # # # # # # #


五所川原市.png
五所川原市は西北津軽の中核都市。津軽半島の付け根及び中西部に位置し、奥津軽への玄関口と言える。2005年3月に旧金木町旧市浦村と合併した。
農業が中心の都市で、岩木川が通る津軽平野の中心作物はりんごと米。市浦地区は十三湖のしじみ漁が盛ん。金木地区は「田舎のプ〇スリー」こと歌手の吉幾三や「走れメロス」「人間失格」で知られる小説家の太宰治の出生地として知られ、五所川原の立佞武多も青森県の有名な夏祭りとして知られ観光地ともなっている。
ちなみにサブタイトルの「ヤッテマレ」と言うのは津軽弁でつまり「やってしまえ」と言う意味。立佞武多の掛け声であり祭りの中での意味合いとしては、関西弁の「いてまえ」と同じく攻撃的な面を含んでいる。
(東奥日報社「新平成の大合併あおもりマップ」より一部引用)


# # # # # # # # # # # # # # # # # # # # #


これまでの時点で五所川原産のコクワは市浦1♀拾っているのみ。他には五所川原の住宅市街地のコンビニに飛来したノコギリの♂を友人からもらっているのみ。

具体的に生息しているポイントと云うのは実際にはまだ知らないので、
地図を見ながら採れそうな場所・・・でなおかつ仕事中の格好でも木まで辿り着けそうな(つまり服装を汚さずに済みそうな)場所を探します。


何にせよ時間も無いので行き当たりばったりで市内某所に目星を付け、
車を停めてルッキングを開始しました。


CA3I0646.JPG
ヤナギの多い場所で、ヤナギの大木が並木になっている場所もあれば藪に入る寸前に疎らに小さなヤナギも生えています。

藪漕ぎは今出来ないので、藪の際を沿うようにヤナギをチェックしていきます。
何本か見ていると枝にハナムグリが集っている光景が見られたので、この環境をさらに広く見ていけばいずれノコギリやコクワは見られるだろう、と期待を持ち始めた
その直後でした。





CA3I0647.JPG
・・・んんッ!!?

黒い塊が・・・おぉ!? マジでか!!!









五所川原市産コクワガタ.JPG
いたよ!!!! やってまったよ!!!
しかもそこそこサイズもデカい!!!

発酵した樹液が出ていてコクワを含め虫が多数集まっています。
警戒して藪の中に落ちないかハラハラしながら写真を撮り、気付いて仰け反ったところを慎重かつ瞬発的に抑え込み採集。
遠目では♂1頭かと思いましたが♂♀ペアでした。



CA3I0650.JPG
多分居てもノコギリの方が確率は高いかと思っていたのでいきなり本命と遭遇できて非常に嬉しいです。ライトトラップでは味わえない・・・と言うかライトトラップとはまた違った興奮が樹液にはあるんだな。

♂は越冬なのか、大腮の摩耗が激しく爪など一部欠けていたボロ個体だったものの45mmと標本箱に入ってても見応えがするサイズ。
空いていたジュースのペットボトルに突っ込んで持ち帰ることに。
大木のヤナギ並木も見ていくと、カミキリやガによってところどころに穴を開けられ樹液が出ているものが見られました(ウスバカミキリ本体も樹洞にいましたし)。環境的に見てもおそらく夜に来ればコクワとノコギリを観察できると思われます。もしかしたらスジとアカアシも居るかもしれんな・・・

時間も無くなってきたのでこれ以上深追いせず帰ることにしました。
特に今の時期祭りシーズンだから夕方は車が進まなくなってしまう・・・




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


こんな感じで五所川原のコクワも新たにコレクションに加わりコクワ巡りも一つクリアしました。
祭りの季節という事で今日から五所川原も立佞武多が始まっているので暇があれば、コクワはともかくとして一度夜の五所川原へ遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
(ここで立佞武多の祭りの写真でも貼っておければ良かったんですが、生憎自分はまだ一度も見に行った事ないんですなァ・・・)



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

半島リベンジ [日昆 採集記 【2017年】]

  7月22日

前までの平日間ずっとカンカン照りだった青森県内はこの日、午前中は土砂降りでした。

梅雨前線が南下し北東北上空へ、今話題の線状降水帯が日本海側から太平洋側まで午前中をかけてゆっくりローラーしていき採集地の道路状況に大きな不安を残していきました。

予報の時点ではまだ県南の方が降雨量が少なかったので、
朝早くから出発し遠い県内のポイント探しに行こうと思っていたのですが・・・



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



・・・11:47・・・

時計に写るこんな数字を布団の中で見たら絶望しますよね。
寝過ごしたぁ~~!!!!!

朝8時くらいには出発するつもりでいたのでもう「焦る」とか云う次元ではありません。
遅過ぎてもはや飛び起きる気力もありません・・・

これで県南への長旅は断念しました。
午後になりとりあえず今から行けそうな場所を気象庁のホームページを見ながら決めていきます。
青森市内は朝方にドッと降ったようですが今は静穏。
行こうと思っていた県南方面は昼の時点でかなり荒れている模様・・・
約束の地へもこの大雨で道路が崩落してしまう恐れあり、十和田はもうコクワは採っている、下北は時間的に間に合わない・・・


よし決めた!!! 津軽半島に行こう!!!
今日の中でも比較的降水量も少なく朝方に大雨も病んでいる津軽半島方面への採集を決定しました。


CA3I0615.JPG
午後2時頃の青森市内。
寝坊したので開き直ってレンタルDVDを返しに行きつつ現地へ向かいます。
トニー・ジャーにウー・ジンとは贅沢だったな・・・

天気はこの通り回復しています。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


北上を続け、今夜のライトトラップの舞台になる市町村へ到着。
中泊町・小泊地区

小泊岬.JPG
場所を探して走り回りますが、良い条件の場所がありません。

CA3I0621.JPG
見てくださいこのスギ林!
津軽半島もほかの地域と同じく、人が入りやすい低山地~河川沿いはほとんどスギが植えられています。伐採されていないのは高地や斜面ばかりです。
そして津軽半島の場合、植林を避けただけではクワガタ採りに適した場所にはたどり着けません。それこそが何を隠そうヒバ林。標高を上げると今度は天然のヒバ林が増えてきて密度も割りと高いのです。ブナ等の広葉樹林と混ざっているので航空地図でも見分けがほとんど付きません。
ただでさえライトを置く場所が見つからないのに加えて照らす所も激減するワケで、十和田のように競合者がいないとは言え場所が見つからないので焦ります。

ポイント探しも兼ねて、2年前に採れた隣町のヒメオオポイントの林道もチェックしに行きます。
去年も秋に来たんだけど何も居なかったんだよなぁ・・・

CA3I0627.JPG
1本だけヒメオオが付いてた!
7月の後半で付いているというのも個人的には未体験。自分は今まで一番早くてもヒメオオの樹液採集は8月からでしたからねぇ・・・

画像の中くらいの♂と、奥の枝にもう1♂小さいのが居るのですが
残念ながら大きい方のはしくじって弾いてしまいました。
ホントに手前で近いのに、落としたら見つからないもんだねェ~・・・(泣)
一応これでも19時を回っています。足元もなかなか暗いんですよ・・・
・・・それよりライトのロケハンはどうした!?


結局落とした個体は諦めて、残った最後の1頭へ挑戦、
また落としたものの下へ潜る前に回収出来ました。
CA3I0628.JPG
小さい。 ・・・が今日初のクワガタです。
今年出てきたばかりの新鮮な個体で動きも若々しくヒョコヒョコ歩きます。足取りが軽い感じ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


余計な林道を余計に深入りした所為で小泊に戻ってくる頃には周囲は真っ暗。

どこも中途半端な場所ばかりでかえって迷います。
なんとか光が射せる場所で20時過ぎに点灯開始。


CA3I0629.JPG
ひとまず20時17分、初クワガタの、ミヤマ♂が飛来。


さぁまだ採れていない小泊のコクワを今日こそは・・・


CA3I0631.JPG
ミヤマしか来ねぇ!!!!!

しかも全部♂。ミヤマ100%。純ミヤマ。深山にはミヤマしか居なかった。

CA3I0630.JPG
ライトを向ける方向も2方向あり、
・林道の奥側
・斜面の谷側
の内画像は斜面の谷側。特に飛んでくるのはこっちなんですが、辛うじて谷を挟んだ向こうの斜面に光が当てられるのですが手前に草木が被りかなり弾きます。
と言っても弾いた分も含め確認できたクワガタは全部ミヤマ・・・
近くに飛んできた個体をスィーピングしなければいけません。

点灯してから1時間、21時には撤収を決めました。


22時には撤収を完了して車で下山を開始。

(ちなみに、この頃No.2No.6はTVの前に座り戦国無双とガンダムで熱闘していた)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


山から下りたらあとは戻る途中の市町村で外灯を見ていくのみ。

小泊を脱する前に道路横断中のキタカブリを保護して隣の市浦へ戻ります。
(逃げるかと思って咄嗟に手で掴んぢまった・・・臭いをかけられた・・・!ウォェェ・・・)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


五所川原市・市浦地区では外灯を見て回りますが、シロヒトリがタクサン・・・。

一番来る外灯も見てみますが、この場所ではノコギリ♀が1頭だけ。
CA3I0634.JPG
周囲は尋常ではないほど虫に塗れていていますがクワガタは多くないようです。
この公衆電話、絶対誰も夜に使わないだろうな・・・

あ~手が臭い!拭いても臭う(吐)


更に道は戻り中里へ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


中泊町・中里地区

ここは4年前にも来ましたが兎にも角にもガムシが尋常ではないくらいに落ちています。
ガムシガムシガムシガムシガムシガムシガムシガムシ・・・そして手が臭い・・・地味に辛い!
ガムシを採るなら中里に行け!と云うべき安定のガムシ率。
度々潰された個体も居るので、遠目に見たらシジミの殻と見分けがつきませんからね。
(当地の名物は十三湖のシジミ貝)

残念ながら何のクワガタも飛んできていませんでした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


そして中里も道を戻って少し経つ頃には外灯も増えてきて光が散ってしまい際立った良ポイントも無くなって明るい街並みになってきてしまうのでそのまま帰宅モード。



・・・からの意識OFFモードへ。



青森市内に入り自宅まで待てなかった・・・
途中で仮眠をとり帰宅したのは翌日未明。



CA3I0636.JPG
持ち帰った虫はこの通り。

    結果

    三厩・・・ ヒメオオ♂:1頭
    小泊・・・ ミヤマ♂:3頭  キタカブリ♂:1頭
    市浦・・・ ノコギリ♀:1頭






コクワにひとかすりもしてないんだが。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

six or seven 採集 青森県産コクワガタ市町村巡り [日昆 採集記 【2017年】]

  7月1日(土)

「今日はなんかいい天気だ!」

とライトトラップの予定を昼間からチクチク企てていましたが、この日は夕方にならないと採集に出られません。
前回までと同じ約束の地へ行きたいところですが夕方出発では間に合わないので別のやや近場のエリアを2ヶ所分ピックアップしてNo.7とメールで相談。

地元の仲間内では結構有名ながら、自分は未だ行った事が無い点灯ポイントがある市町村があったので出来ればそこへ行きたかったのですが、No.7から「情報元が夕方から入るのは非常に危険だと言っている」と返事が返ってきたので断念してもう一つの候補地へ向かう事にしました。

〉〉 もう一つの候補地へ・・・


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

出撃~!! ようやく来た青森の暑い夜 [日昆 採集記 【2017年】]

今年になってやっとか!と待ち遠しかった暑い日が今日やってきました。

おそらく今日は県内外各地の山が明るくなるのではないでしょうか、
自分も今夜は気合を入れて(?)山へ向かおうと思います。
ハイワットクラスを導入してから3度目の夜になります。


今日こそはまともな数のクワガタが採集できるのではないかと思いますので、
一応・・・記事を書く予定として本記事で出撃予告をしておきます。
県内でも複数オオクワガタが既に報告されているのでその辺も期待したいと思います。
久し振りに出撃予告しておいて本番ズッこけたら・・・この記事削除するかもな・・・


今日が休みだったらなぁ・・・もっと良い場所行けたのに(悔)

タグ:採集 日昆
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

2017年初点灯採集 土砂降り&低温 [日昆 採集記 【2017年】]

オオクワガタも飛ぶようになり、いよいよ夏のシーズンが始まりました。
前回の記事の通り、自分もハイワット機材を導入したという事でその初点灯に行ってきました。

今回の記事では、その点灯を行った2晩分の内容をざっくりと記しておきます。


 第1夜・初陣 6月10日 土砂降りの初運転
6ヶ月の長い沈黙を破り、漸くこの日がやってきました・・・
この日のメンバーは
・自分
No.2
No.6
No.7
の4人。
ライトの初運転は絶対にこの4人で揃ってやりたかった・・・。気合が入っています。

向かった先もこれまた「絶対にここでやりたい!!!!」と前から決めていたエリアで、
それは通常青森でクワガタ採集をする時のド定番・十和田ではありません。

今日は月齢は最悪・・・つまり満月で夜に上る日なのですが、出発時点の観測では低気圧で雲が掛かっているため、なんとかライトが効くと前向きに捉えて現地へ向かいました。

CA3I0499.JPG
やや出発が遅れ、目的のエリアの山に入ったのは午後6時過ぎなのですがこのあたりで車のフロントガラスに水玉模様が増えてきました。

そしてさらに長い未舗装路を延々と進み辿り着いた目的の点灯ポイント、
この時点で既に車のワイパーは全開で動かしていました・・・(泣)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


到着時点で既に19時半
車を停めて早々に荷物を下ろし組み上げ点灯!!!!!

CA3I0500.JPG
普通であれば初点灯時なら、このライトの明かりが始動と共に段々強くなっていく様子を噛み締めるように見守っていたいところでしたがそんな事よりも腹が減って寒い!
昼から何も食べてなかったので雨にうたれて身体がすっかり冷え切ってしまってそれどころではないのです。
ライトなんてこんな状況でやってまともにクワガタが採れるワケがないから一刻も早く弁当が食いたいのです!
・・・あ、言っちゃった・・・


点灯を確認後、光が強さを増していく水銀灯を尻目に皆で車に戻り
山に入る前に買っておいた牛丼弁当を皆でかきこみました。しっかり冷めていました。

ちなみに、
今年はこのエリアは残念ながらハズレの年で、道路が工事で封鎖されて行けなくなっているポイントがいくつもあります。
今回来たこのポイントもそんな封鎖区間のすぐ近くにあり、自分たちは「こんな山のしかも行き止まりの場所に来る奴らなんて俺らぐらいだよな~(笑)」と話していたのですが、驚いたことにこんな山奥でこんな時間に車が停まっているのが見え、一同驚きました。
「雨降りの中とは言え、もしレジャーで来ていたんなら発電機の音とか水銀灯の光とか苦情が来なけりゃいいなァ・・・」と心配していましたが、
この1時間後にその予想からはるか逆方向の展開へ転ぶとは誰も思いもしませんでした・・・

飯も終わりライトへ戻ります。

山奥の暗い森の中にライトを焚いているのが珍しいのか、
件の車の方から人が歩いてきました。
よくある「何やってるんですか?」の質問なのですが、この方達、こちらの地域の山々のプロと云うべき方達で調査中だったのですが、夕方から突然雨空に変わったので取り止めてテントで酒盛りしていたとの事でした。

(すみません・・・雨連れて来たの俺らです・・・)

あとでこっちにおいでよ、なんて気さくに話しかけて頂き、我々も採集に戻ります。


何も来ないだろうと思っていたのですが、驚くべきことに虫が来ています。
「やった!!! ガが来たー!!!!」
ふざけているワケでもなく半分本気で嬉しいのは、やはり初点灯で本当にこの機材で虫が飛んでくる光景を見る事が出来たからに他なりません。
風もそれなりに吹いていて雨もそこそこ強い中、まばらでもガは集まってきます。

CA3I0501.JPG
ただ、写真で見ると悲惨です。
地面が雨に濡れて光ってますよ。
虫らしきものはほとんど何も写っていませんよ。

おまけにNo.7以外は雨具を持っていないのでずぶ濡れです。
さらに言うと自分に至っては上着も無く七分袖のTシャツです。

No.2 「お前ホントに山に嫌われてるよなー」

自分 「でもやったぜ、月が完全に隠れてる(笑)」



いよいよライトの光も山肌に届かなくなり、21時に早々と涙の撤収・・・

・・・と思い、最後に先程の酒盛りの方達のテントへ去り際の挨拶のつもりでお邪魔したところ、思ってもいなかった展開へ進んでいく事に・・・



こうして初点灯は雨の中終わった・・・




 翌日しっかり風邪気味になりました。




 第2夜 6月24日 低温の苦行
ライトトラップ初点灯は絶対にこの地域で!と決めて行った先日10日はとてもじゃないが昆虫採集になっていなかったので、ノーカウントと気を改めてまたも約束の地へ向かいました。
この日のメンバーも前回と同じく
・自分
No.2
No.6
No.7
の4人。
ライトの初運転は絶対にこの4人で揃ってやりたかった・・・。さっきも言ったね。

そして2週間待ったこともあって、前回は月が真ん丸だったのが完全なる新月に!
これでライトトラップの天敵が一つ減りました。
ただ、月が出てるのはこの日は昼間だから月齢全く関係ないんだ・・・

CA3I0519.JPG
この日は前回とは違うポイント。
一人ではなかなかライトがかけられない場所を選択しました。
テキトーな図解をするとこんな感じ↓↓
6月24日ポイント.png
ライトが設置できる場所は、車がこれ以上行けない林道のさらにその先300mの地点にあります。

CA3I0521.JPG
道中にはまだ融け残りの残雪が見られます。このままいくと万年雪でしょうか。

300mをどう捉えるかは人によりけりですが、大変なのはまず運ぶ機材が
発電機燃料込(しかもオープン型)=約40㎏
安定器(収納箱込)=約17㎏
投光器=約10㎏
設置台=約6.7㎏
ケーブル=約6㎏
他ブロワ等多数
これだけある事。

そして、歩いていく途中の様々な障害、
「大小の岩が通行の妨げ」
↓↓↓↓
「急な坂道」
↓↓↓↓
「道と草場の間に溝があり持ったまま歩いて進めない(担ぎ上げ?)」
↓↓↓↓
「ハシゴを伝い下りる」

図では分かりやすく階段の画にしていますが実際は傾斜70°くらいの梯子で、下りた先にライトを仕掛けて電力は梯子の手前に置いた発電機から供給する形。
下りた先ですら、場所は広くなく絶壁となっていてこの真っ暗な中を仮にライトも無しにうろつこうものなら落下して『最低でも大怪我 or 最悪は即死』、ライトトラップ環境としては常識外の場所です。

CA3I0522.JPG
例のごとく採集開始は遅刻ではありますが、

CA3I0523.JPG
20時半点灯開始、雨は無く前回よりはまともな採集が期待されました。
ちなみに今回は、前回の記事では書いていないライト機材『+α』の完成試験運用も行ないました。



全員疲労が溜まり、これは是非ともクワガタ大量飛来のご褒美が欲しいところだったのですが、現実は理不尽なものでした。

低温・・・

セッティング中から嫌な予感しかしていませんでしたが点灯直後時点で15℃
CA3I0525.JPG
持ってきた夜食の牛丼も(牛丼ばっかだなォィ)、冷蔵庫から出してちょっと経ったくらいにまで冷えてしまっています。
待ちきれなかったので1人先に発電機の横で夜食をとることにしました。

しかし、自分1人で牛丼をほおばっていたところでにわかに現場が騒がしくなりました。


ミヤマクワガタ1♀飛来。
21時を回った時の事でした。
自分が牛丼を貪ってる間に現場では小さい出来事ながらも大きな飛躍があったのです。
逆に言えば、この機材でクワガタ初飛来があった時に自分は離れて飯食ってた・・・って事なんだけど・・・


新規ポイントなのでこれから何が飛んでくるか分からない期待を胸に待っていると

CA3I0526.JPG
No.6がミヤマ♂を持ってきました。
やっぱり♂が飛んでくると盛り上がるなァ、写真もそりゃぁブレるさ!

さらにこの後ミヤマ♀をもう1頭追加したものの、肌寒さは増すばかり。

CA3I0527.JPG
12℃台半ば・湿度89%で停滞してしまいました。
やたら多く来ているオオミズアオを皆で観察しつつも22時に採集を切り上げる事となりました。

ここからまた荷運びするのが地獄のように悲痛なんだ。

自分 「十和田の採集で使う労力を【1】とすると、ここはいくらになる?」

No.7 「【5】!!」

No.2 「!!・・・俺も【5】って今思った(笑)」

No.6 「・・・・・・」



image10002.jpg

     結果

           3頭 (ミヤマ♂1頭:♀2頭)


あの苦労で手に入れたのは、ミヤマ3頭と筋肉痛。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

青森県産クワガタが全部いる森 [日昆 採集記 【2017年】]

今年もこの季節がやってきました、マグソクワガタシーズン!

冬場はほぼ全く採集に行けなかったので、ここからようやく今年のクワガタ採集開始です。

ルリ・ツヤハダ・マダラはガソリン代等節約のため我慢してきましたが、
これだけは休んでおけないマグソの採集へ先週行ってきました。
(今日も出来れば行く予定だったのですが生憎の雨空だったので観念してこの記事を書いています・・・)





さて、マグソクワガタの新規開拓採集が個人的な恒例になっていますが、
まだ見ぬ新市町村ラベルを探していながら未だ発見・採集できていない既知産地があるのが密かな課題です。

最初に本種を採った2010年、採れた青森市内のそのポイントを除いては
とある市町村が当時情報として入手できた唯一の産地でした。
産地ラベルとしてはあんまりにもお馴染み過ぎて、
ラベルだけで見ると何の新鮮味も無い場所です。
急進的にマニアックな所を攻め続けてきた今となっては心が躍るような所ではありませんが、
そんな考えではマグソ収集は勿論、コクワの全市町村制覇なんて絶対できませんな。




さて、その肝心の目的地ですが・・・向かった先は。







十和田市







地元県民の昆虫採集のメッカとも言えるこの地域。
本種の生息情報としては県内では最も古いのではないかと思われますが(※あくまで自分調べ)、意外性も無く「まァ居るだろうね」と云う観測から今までスルーしてきたのでしょう。
何より、クワガタの採集地としてお馴染みの場所でありながらも、本種の発生場所がクワガタとしてちょっと異質であることも未採集の要因でしょう。





5月21日に採集へ向かいました。

この日の天気はマグソ採集にはうってつけの快晴。
若干風はありましたがこのくらいなら地表で日向ぼっこぐらいはしているでしょう。

現地入りしてまず駐車場に車を停め、期待のポイントに徒歩で向かいます。
時刻はもう昼になっていて飛翔乱舞するピークを過ぎる頃なのですが、残念ながら期待とは裏腹に砂地の地形が若干変わっていて、それが関係あるのかないのかマグソを発見するには至りませんでした。

「あ~十和田のマグソなんて今まであえて採ってこなかっただけサ~♪♪」
みたいなナメた考えだったのが恥ずかしい・・・

ただ実際、十和田のどこで採れるかというのは詳細には知らなかったので、
意外と十和田も知らないものですね(苦笑)



気を取り直し、
ポイントを移動して同じ河川のやや下流へ移動します。
CA3I0472.JPG
雰囲気充分の川原です。カラッとした空気を吸いながら散策を始めます。

いろんな種類の小さな虫が飛んでいてどれがマグソか惑わされます。
CA3I0474.JPG
毎度お馴染みの「マグソクワガタモドキ」こと「ヒメスナゴミムシダマシ」も多数発見。
コイツの正体が知りたくてゴミダマ図鑑を買った今・・・清々しい気持ちで見ていられます。

探し始めりゃソッコーで見つかるもんかと思いきやそうでもない。

と、数分の間が開いた後にまた飛んできた小さな虫。
着地したので寄って見ると





マグソクワガタ 十和田市.JPG

・・・おぉっ!! 居た居た!!!

1頭見つけるのもやっととは、マグソも楽に採らせてくれないもんだねぇ。

風もちょっと吹いているのもあってか飛んでいる個体もあまり見つけられず、
かと言って地表に待機している個体も探せない。
・・・俺の視力がさらに危うくなっているのか!?

CA3I0475.JPG
なんとか標本用に♂3頭確保できましたが、
今回も♀が採れませんでした。
去年に続いてまた♀を見られないまま終わってしまうのか・・・(焦)
陽も傾き始め時間帯も虫が落ち着いてしまったのでこれにて採集終了。



・・・・・・


せっかく昼間に(珍しく)十和田に来たので、
地元の消費に貢献しようとアイスを食べて帰りました。
十和田市 渓流の駅おいらせ.JPG
いつも通り過ぎている場所もこうして寄ってみると違う場所のような気もする・・・


《 採集の注意 》
今回の採集場所である十和田のポイント付近には、十和田八幡平国立公園の特別保護区があります。特別保護区に指定されている区域は奥入瀬渓流周囲も含まれており、区域内は自然景観に影響を与える行為が厳しく規制されています。
目的の如何に関わらずこの区域内で川原に降りるなどすると、何か些細な動植物を捕まえようとするだけでも逆に自分が捕まってしまう可能性があります。マグソクワガタ採集は川原で行うため、十和田市内では場所によっては罪に問われる事もあり事前に調べておく必要があります。
※おことわりしておきますが今回の採集地は特別区域外です



あっさりと終わってしまったようではありましたが、
終わってみると改めて十和田のクワガタの豊富さに感服しました。
コクワガタ
ノコギリクワガタ
ミヤマクワガタ
スジクワガタ
アカアシクワガタ
この一般的な普通中~大型種は勿論、

ヒメオオクワガタ
オニクワガタ
ルリクワガタ
ツヤハダクワガタ
マダラクワガタ
ブナ帯の高標高に生息する種類、

そして
オオクワガタ
これが生息する場所を同じくして

マグソクワガタ
もそこに居たと云う事は・・・

つまりその極めて狭い範囲内の山林で、
青森県産の12種類全てのクワガタが生息しているという事!!!
地元のクワガタ屋でもどうとも思わない事かもしれません・・・が、
個人的には驚きと感動を禁じ得ません。

オオクワを求めて県内外の採集者が集まってくるこの地の2ヶ月前に
マグソがそこを飛んでいるなんて・・・


nice!(6)  コメント(2) 
共通テーマ:地域
日昆 採集記 【2017年】 ブログトップ